Excel と Access を連携する方法

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Access入門:項目を自由に選択して、Excelに一覧表出力する

データベースのデータを一覧表出力するのは、けっこう手間のかかる作業です。カードボックス BARI は、Excel を使って、簡単に一覧表を出力できます。

 

カードボックス BARI には、次の3つの方法で出力することが可能です。

  1. Accessのレポートで印刷する。
  2. Excelのシートで印刷する。
  3. Excelのシートにデータを差し込んで、ファイル出力する。 

ここでは、[Excelのシートにデータを差し込んで、ファイル出力する。]機能について説明します。

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 Excelシートに出力する

[印刷]メニューを押すと、下記の画面が表示されます。

[Excel シートに差込→出力する]を実行してください。

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[R1_一覧サンプル]と[一覧印刷]を選んで、[Excelファイル出力]を押します。

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[はい]を押してください。

フォルダ[C:\App\BariSp\関連\Data xx](xx は、カードボックスの番号)に一覧表を出力します。

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出力が完了すると、下図の画面が表示されますので、 [はい]を押します。

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下図のようなフォルダが開きます。

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 [日付・時間_R1_一覧サンプル.xlsx]ファイルが、出力されていることが確認できます。

 

ファイルを開くと、下図のようにカードボックス BARI のデータが出力されています。

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出力項目を設定する

[印刷]メニューの[テンプレート編集]を押してください。

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マニュアルで一覧表テンプレートファイルを開くには、フォルダ(C:\App\BariSp)の[R1_一覧サンプル]を開いてください。

 

(R1_は、カードボックス1のテンプレートファイルです)

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Excelのテンプレートファイルに、カードボックスの項目番号を記述するだけで、一覧表を出力することができます。

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$項目01$・・・氏名

$項目02$・・・フリガナ

$項目03$・・・会社名

$項目04$・・・所属部署・役職

$項目05$・・・郵便番号

・・・

 

項目番号を $項目xx$ と記入すると、その位置に項目名を挿入し、項目名の下にデータを繰り返し差し込みます。

 

テンプレートは、自由に作成できます。

 

テンプレートを装飾する

テンプレートは、自由に装飾できます。Excel の書式設定機能を使って設定してください。

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テンプレートを作成する

テンプレートを作成するには、フォルダ(C:\App\BariSp)にファイル名の先頭3文字をR1_ ~ R5_ として、エクセルファイルを作成してください。

 

【テンプレート作成条件】

  • 出力するシートは、一番左側に作成してください。
  • データは、1行おきに繰り返し出力します。
  • ファイル名は、R1_ ~ R5_ を付けて作成してください。

 

上記の条件に応じてテンプレートファイルを作成してください。 

先頭文字が、Rx_として作成したファイルは、各カードボックスの下記メニューに表示されます。

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