Share Point よりも、 Azure SQL データベースを推奨
結論から申し上げますと、Share Point よりも、Azure SQL データベースをお薦めします。
私は、2年間 Share Point を使って、Azure SQL に移行しました。
それでも、Share Point を利用したい方へ
それでも、Share Point を利用したい方は、引き続きお読みください。
前回、「SharePoint Online でテーブルを作成する方法」について説明しました。
しかし、Access 2013 には「データの移動」という機能で簡単にデータをクラウド化することができます。この機能を使うと、すべてのテーブルをクリックするだけで一括変換することが出来ます。
(注意)プログラムやフォームなど色々なオブジェクトが作成されているデータベースファイルの場合は、変換するテーブルだけのデータベースファイルを作成しておく必要があります。
Access のデ―タベースタブの[SharePoint]をクリックしてください。
SharePoint Online でサイトを作成する
クラウド化するための領域を作成しておきます。
Office 365 にサイインインして新しいサイトを作成します。
新しいサイト名を[Demo]などと入力して[作成]を押します。
SharePoint へのテーブルエクスポート
リボンの[データの移動]-[SharePoint]を押すと下の画面が表示されます。
先に作成したサイト名を入力します。
[https://timsoft.sharepoint.com/Demo]
テーブルが多いと時間がかかります。(応答なし)が表示されても、心配ありません。
そのまましばらく待ってください。
所要時間は、デーブル数やレコード数数により異なります。
今回の上の例の場合、5分程度で完了しました。
上のような終了画面が出たら、[完了]を押します。
Accessのテーブルが[SharePoint Online]のテーブルに変換されリンクを貼った状態になります。
SharePoint Online のサイトとコンテンツを確認するとすべてのテーブルが、カスタムリストに変換されています。
Accessでデータベーステーブルを作成して実行確認後に、SharePoint Onlineに変換することをお勧めします。
Access Web アプリ
Share Point を利用して、Access データベースをクラウド化するには、2つの方法があります。
1つは、今回紹介した Access のテーブルを Share Point に変換する方法です。
もう1つの方法は、Access Web アプリを使う方法です。
Access Web アプリを使うとブラウザーでデータを編集することができるようになります。
Access Web アプリについては、下記のページを参照してください。