テーブルとクエリーの違いについて
テーブルとクエリーは、開くと同じように表示されますが、ここでは、その違いについて、理解してください。
テーブルとは
テーブルというのは、実際にデータを格納するための入れ物です。
テーブルというのは「表」という意味です。
データを入れるための表です。
テーブルをデザインモードテー開く
テーブルを[デザイン] モードで開くと下図のような画面になります。
この画面では、フィールド(項目名)を定義します。
数値を入力するのか、文字列を入力するのか、などを決めます。
クエリーとは
クエリというのは、テーブルに入っているデータを元に、処理を行うものです。
クエリというのは「問い合わせ」という意味です。データに対していろいろな条件による「問い合わせ」を行い、その結果を求めるものです。
クエリーをデザインモードで開く
クエリーを[デザイン] モードで開くと下図のような画面になります。
この画面では、テーブルから必要なフィールド(項目)を定義します。
テーブルを開いた時の表題は、テーブルで定義したフィールド名が表示されています。
ところが、クエリーでは[氏名][フリガナ][会社名]と表示されています。
これは、クエリーで、
FLD001 を 氏名 という項目名で表示しなさい。
FLD002 を フリガナ という項目名で表示しなさい。
FLD003 を 会社名 という項目名で表示しなさい。
という、定義をしています。
[デザイン]モードで定義すると、下図の[氏名:FLD001]のようになります。
その結果、クエリーでは、フィールド名を変更して表示することができます。
このようにして、テーブルを自由に加工して表示できる仕組みが、クエリーです。